Booon👊はい👋みなさん元気ですか!?エグチでございます。
五月に突入して緊急事態宣言の解除はいつまで続くのか?
いまだ出口の見えない状況に不安やストレスを抱えている人も多いと思います。
緊急事態宣言解除に関しては、医療の面だけでなく、経済的な側面も十分に考慮しなくてはいけませんよね?
また、学校の再開やカリキュラムに関してどうすべきなのか?
一年留年させるのか? 夏休み・冬休みを返上させるのか? 一日6時間授業を週6日に増やすのか?
目の前の問題ではなく新型コロナウィルス問題が収束した後の問題も山積みかと思います。
場当たり的に10万円の給付金とマスク配って、国民の不満のガス抜き成功なんて思っていますけど、
現実はそんなに甘くないです。
目に見えない漠然とした恐怖感は、理性的に思考することを放棄させ、
事実を直視するのをやめて目の前の現実を歪曲させます。
善意のデマや不必要な情報を余計に集めて過剰にに落ち込んだりすることは、心身ともに疲弊してしまいます。
そんな時に必ず、決してブレない軸が有れば、非常に心強いと思いませんか?
「バーナード・ショー」の有名な名言「人生とは自分を見つけることではない。人生とは自分を創ることである」
はどの時代においても、戦略的な趣味でも一貫して通用する真理なのは間違いありません!
今回は、前回のエントリーからの続きで、自分の人生の目標・目的・軸を創る前提で大切な【自己省察】
のスキルについて解説していきますので心して読んでください。
ダニング・クルーガー効果についての解説!

今回はこんな能力を伸ばしたい人に読んで欲しいです!
- ①対人(人間)関係を向上させたい人
- ②自分自身を深く知る力を身に付けたい人
- ③会社(組織)でマネージメントしている人
周りにこんな人いませんか?
- それは○○で間違っているよ!
- 答えはこれだヨ!
- 自分の知識・経験だけが絶対と決めつけてしまう人!
- 言葉で言わなくとも何となく雰囲気で俺・私の意見が答えだと見えないプレッシャーをかけてくる人。

これはダニングクルーガー効果と呼ばれる現象です。
ダニング・クルーガー効果とは、1999年にコーネル大学のデビッド・ダニング氏、ジャスティン・クルーガー氏
の両名の名前をとって定義した心理現象です。
一言でいえば「能力が無い人ほど自分に自信を持つ」という心理学論です。
例えば、自分は世間一般より以下の【ユーモアのセンス 容姿 知能 運動能力 性格の良さ】
などは平均より上or下と質問された場合は、多くの被験者は概ね実際よりも、
過大に点数を見積もる回答傾向があるそうです。
人間は社会的な生き物なので自分が劣っている=集団の中で置いてけぼり阻害されることを
恐怖に感じるようにDNAレベルでインプットされています。
その結果、人間は一人では生きていけないので、命を落とす危険から自分を遠ざける為に
(現在なら他人から馬鹿にされない為に)自尊心を保つ一貫として、人類が進化の過程で獲得したと僕は考えています。

ここのまとめ
- 自分の知識・経験だけが絶対と決めつけてしまう人!効果をダニング・クルーガー効果と言う!
- ダニング・クルーガー効果は「能力が無い人ほど自分に自信を持つ」という心理学論!
- ダニング・クルーガー効果は 人類が進化の過程で獲得したものである!
自分のことを深く理解しようすればするほどハマる罠!

ダニング・クルーガー効果に陥らない為にはそうすべきか?
自身の能力について客観性を持つ事が大切ですよね?

でも自分を理解するってどういうこと?

自分のことを深く理解しようすればするほどハマる罠があります。
一般的に自分のことを深く考えると【自分自身の軸】【やりたいこと】【なりたい像】などが
明確化され人生のロードマップが確立されると思うでしょ?
でも実は違うんです!
内省(自分のことを深く考えること)と【幸福度】【仕事の満足度】【自己認識力】が
まさかの逆相関関係にあります。
自分のことを深く知ろうとすればするほど、ナルシストな側面がでるか、又は自己否定的な考えが反芻される
なので、自分のことを考える≠自分を知ることとは決して繋がりません。
要するに自分のことを見つめ直す行為を繰り返せば繰り返す限り自分が見えなくって訳です!

自分のことを見つめ直す行為が
逆に自分に靄をかけるのはなぜか?
- 内的自己認識:自分が考える自分
- 外的自己認識:他人が考える自分
多くのビジネス書は内的自己認識を高めるスキルだけを取り上げている。
なので外的自己認識とのギャップが自然と開きます。
他人からみた自分については、取り上げているビジネス書は中々お目に掛かれません。
結果、内的自己認識だけが、突出して高くなり、痛い人や周囲との人間関係に溝が出来やすくなります。

ここのまとめ
- 自分のことを深く考えることで、幸福度・仕事の満足度・自己認識力決して高まらない。
- 自分のことを考える≠自分を知ることとは決して繋がらない。
- 自己分析は内的自己認識と外的自己認識のギャップを生じさせている。
外的自己認識の高める方法

外的自己認識の高める方法について解説!
【フィードバック(FB)が(他人からの助言が鍵を握ります!)】
フィードバックを求める際のポイント
- ①愛のある批判者を選ぶ(お互いの信頼関係が最重要)
- ②フィードバックを受ける側は具体的な質問をする
- ③フィードバックを行う側は、質問への具体的な解決策と本人の意志をくみ取り尊重する
(Jack Zenger)ジャック・ゼンガー氏の【人々がどれくらいフィードバックを恐れているか】
と言う趣旨で5,000人以上を対象とした分析によると意外な結果が見えて来た!
- 全体の12%がフィードバックに対して強い恐怖を抱いている
- 女性の方が男性よりも(女性14%、男性10%)フィードバックを恐れている
- 25歳以下が25%、60歳以上がわずか8%フィードバックを恐れる傾向が確認できた。
- 組織の上の方の立場になるほど恐怖心は薄くなるが、最高幹部でも7%がフィードバックを恐れている
ステイシー・フィンケルシュタイン(コロンビア大学准教授)とアイエレット・フィッシュバック(シカゴ大学教授)
の両者の素晴らしい研究によるとフィードバックに関する興味深い結果が見えて来た。
- ポジティブなフィードバック(例:「この部分は、素晴らしい仕事ぶりですね」
- ネガティブなフィードバック(例:「ここで間違ったのですよ」など)
一般的にネガティブなフィードバックは相手のやる気や自尊心を傷つけると判断されますが、
じつは両方のフィードバックは、状況と相手によって仕事への強い意欲に変化が見られた。
仕事を完全に理解出来ていない日が浅い初心者には、ポジティブなフィードバックをもらうと
楽観的になることができ、目の前の課題に対しても気楽に構えられる。
逆に仕事を理解しているベテランに対しては、ネガティブなフィードバックこそが、その仕事に
対してより強い意欲を与えた。
ベテランに関してはその仕事を熟知していることが概ね多いので、耳心地のいいフィードバックと
そうでないフィードバックを本能的に見極めて仕事の本質を追求するのではないかと僕は予想します。

ここのまとめ
- FBには(お互いの信頼関係が最重要)愛のある批判者が必要
- FBは5000人の調査によると、全体の12%が不安を覚え、男性よりも女性の方が不安に陥る
- 25歳以下が25%が不安を覚え、最高幹部でも7%がFBを恐れている
- ビギナーには、ポジティブなFBが効果的でベテランにはネガティブなFBが効果的
※(FB)はフィード・バックの略称です※
因みにFBとFWを組み合わせるとより効果が期待出来そうです!(1)
愛のある批判者がいない人にお勧めの自己省察のススメ!

お互いの信頼関係がを築く人って簡単に見つかるかよ!
確かに自分が全幅の信頼をおける上司やメンターってそもそも身近にいませんよね!
ならば奥の手をお教えましょう!

ズバリ!自己省察能力を高めるのだ。
自己省察とは、自分を正しく知り、本当にしたいこと、人生でなにを目指しているのか、
仕事や人生をつくっていく過程で、自分の内面を俯瞰して観察できる能力のことです。

自己省察には数多くにメリットがあります。
- 人生の満足感が高まる
- 認知機能の向上(頭が良くなる)
- ストレスの軽減
- 仕事の効率が25%も向上する。(通常よりも1.25倍)も仕事を早く終わらせることが出来る。
自己省察の質問リストは載せておくので絶対に挑戦して下さい。
外出が制限されている今の時期にはピッタリだと思います。【自己省察テスト】
何がいいとか?何が悪いとかではないです。
本当に大切にしている価値観が見えてくるので価値観にあった仕事を選べます稼げるとか、
大手企業だから、外面だけで仕事を選ぶと、自分の首を自分で締めていく結果が貴方を待ってます。
仕事やプライベートでも自分の価値観が定まっているので、選択に迷うことが少なくなります。
とくに、若年層の方には陥りがちな自分のことは一番自分が理解していると思い込みガチです。
改めてこの自己省察のテストを行うと自分の思いもよらない価値観が発見出来ます。
時間はたっぷりかけても構いません妥協は厳禁、【自己省察テスト】是非チャレンジして下さい。

ここのまとめ
- 自己省察とは、自分を正しく知り、本当にしたいこと、人生でなにを目指しているのか、仕事や人生をつくっていく過程で、自分の内面を俯瞰して観察できる能力のことです。
- 自己省察が定まると、人生の満足感が高まる、ストレスの軽減、認知機能の向上、仕事の効率が25%も向上する。
- 全人類必ず、【自己省察テスト】チャレンジして下さい。
自己省察能力を高める方法
先ほどの自己省察のテストで自分の価値観が分かって人生の目的が立てる事が出来ましたよね?
次はこの目的を揺さぶる出来事が必ず遭遇するでしょう。
例えば、【仕事でネガティブ】な事があったり、【プライベートで問題を抱えたり(破局や友達に嫌な事を言われた)】
心が乱れる、【今ここ】に集中出来なくなったり、落ち込んで鬱っぽくなる。
この問題を解決する為に、ターシャ・ユーリック氏のInsightと言う著書から
8つのテクニックからこれは使えると言う部分をお伝えします。
why法:なぜ?の問いには負のスパイラルが待っている!
巷の仕事のビジネスパーソンの思考法はwhy思考(なぜ思考?)ではないですか。
部下、同僚、生徒、お子さん、パートナーになぜ?って問いかけてませんか?
かの有名なベンジャミン・フランクリン氏はこんな名言を残しています。
「理性のある動物、人間とは、まことに都合のいいものである。」
つまり、人がしたいと思うことなら、何だって理由を見つけ、理屈をつけることもできる。
大切なのは、人がなぜと問うとき(why思考)は、自分の思考 感情 行動の原因を検証する際に、
無難でネガティブかつ短絡的な答えを選択し最もらしい、論理で自分を無理に納得させようとします。
しかし、人の感情や行動を生み出すのは、脳でありその脳は複雑な過程を経ている。
一つの感情や行動が生み出されるのはさまざまな要因が複雑に処理されているのは周知の事実である。
例えば部下を叱ってしまった場合、
その行動の原因は睡眠不足 お腹が減っていた 相手の話し方態度が気に食わない
プライベートでストレスが溜まっていた。 そもそも自分が短気だから。
繰り返すが「なぜ」という問いは殆どの場合は短絡的間違った答えを見付けだそうとしています。
ハーバード・ビジネススクールの非常に面白い実験を紹介します
男子大学生にスポーツ雑誌を2つ読み比べてもらうという実験です。
- 「トップ10アスリート」のランキングをテーマに雑誌の特集
- 「水着の写真」をテーマにした雑誌の特集。
- 参加者の半分には、「トップ10アスリート」の号に比べてスポーツの数が多く取り上げられた水着号を渡します。
- そしてもう半分には、「トップ10アスリート」の号に比べて特集記事が多く含まれる水着号を渡します。
ふたつの雑誌は、取り上げられるスポーツの数や、特集記事の数に違いを付けています
その後、研究者たちは参加者に、どちらの号が好きか、そしてどんな基準で決めたのかを尋ねました。
男子学生たちの多くは「トップ10アスリート」より、水着号のほうを選びました。

「水着の女性が載っているから選んだんでしょ」
と思うかもしれませんよね?
実際、そうなんだろうと思いますが、実験では理由を尋ねてみると意外なことが起こりました。
雑誌の他の箇所の素晴らしさを誇張して、自分たちの【水着に惹かれた部分】選択を正当化しようとしたそうです。
スポーツの数が多い水着号を手に取った場合は、スポーツの数の多さを理由に挙げ、特集記事が多い水着号では、
特集のことを理由にあげています。
この実験は人は、直感で意思決定してそれを論理で埋め合わせるなんとも,不合理な動物だと言う事が
改めて認識された実験でした。
what法:なに?に注目せよ!
人がなぜと問うとき(why思考)は、無難でネガティブかつ短絡的な答えを選択し最もらしい、
論理で自分を無理に納得させようと傾向が強くなりことは理解して頂けましたか?

ではどんな思考法が良いんだよ。

what法(なの?ついて考えればいいよ)
【心理学者J・グレゴリー・ヒクソンとウィリアム・スワン】による
【自分自身への問いの方法についての実験】によると(実験の方法は省きます)
なぜ?への問いは自己評価をネガティブな方向へ促します。
なぜと問うと被害者メンタリティーへ陥らせ、無限に自分探しの旅と、自己嫌悪の繰り返し、
まるで蟻地獄にはまり抜け出せずに永遠ともがき続けるでしょう。
心の平穏が乱された時は何故と問うのではなくて、必要なのはwhat法です!
- 自分に何が起こっている?
- 自分は何を感じている?
- 自分の中でどんな会話が繰り広げられている?
- 何が自分をこうさせるるのか?
- どんな風にすれば、この状況を別の視点から眺められるの?
- より良く対応するためには何ができるの?
なぜ思考からなに思考への変化は、被害者意識からの脱却、自己変革への手助けしてくれます。
なにの質問は自分の潜在能力の可能性に目を向けさせ、好奇心を引き出してくれます。
更に、なにへの問いと感情に名前をつけるとより効果的です。感情に名前をつけると脳の扁桃体 闘争か?逃走?
本能の部分の機能を和らげ、自制を保つ効果が期待できます。
余談ですが、なぜという問いが悪者扱いみたいな書き方ですが、実はそうではないです。
- なぜへの問いは自分の周りを理解するために役に立ちます。(組織を考える思考法)
- なにという問いは自分を理解する際に役に立つ。(個人を考える思考法)
【まとめと告知】
いかがでしたでしょうか?
今回もかなりボリューム満点で、全部消化できない人はこれだけは行って下さい。
極論ですが、【自己省察テスト】ありきなので是非、テストして下さい!
記事の内容を覚える、ことより【自己省察テスト】した結果自分の価値観を把握することが大切です。
(個人的には非常に残念だけどね😿)
- 自分の知識・経験だけが絶対と決めつけてしまう人!効果をダニング・クルーガー効果と言う!
- 自分のことを深く考えることで、幸福度・仕事の満足度・自己認識力決して高まらない。
- フィード・バックには(お互いの信頼関係が最重要)愛のある批判者が必要
- 自問自答する時は(why思考)よりもwhat思考を優先させろ!
- とにかく【自己省察テスト】が最も最重要です!
【自己省察テスト】以外にも過去記事で”ビッグファイブテスト・VIA強みテスト”の記事もあるので
是非読んでみて下さい!
『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』
今後生きる為に僕が必要な5Gではなく5つのCが鍵になる。
- Creative:クリエイティブ:(創造性)
- collaboration:コラボレーション:(共同作業)
- community:コミュニティー:(共同体)
- change:チェンジ:(変化)
- challenge:チャレンジ:(挑戦)
この5Cの無限ループ出来る人が世の中を劇的に変化させると信じています。
そこで僕と一度話してみませんか?
- ・次のステージに行きたい人・変化したい人
- ・取り柄のない自分から変化・進化したい
- ・「本当は〇〇してみたい!」けど他人の視線が気になり、アクション出来ない
- ・忙しさに追われるの毎日から抜け出したい
- ・色々な価値観を持つ仲間とともに目的・目標を達成したい方
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